ファンタジーと現実の間

目に見えないこころのこと こころと向き合うゆとり世代の生活

異空間と異邦人

先週たまたま行った美容室

聴いたことのある音楽が流れていた。
「i am robot and proud」だった。
私は「すみません、この音楽なんだか聴いたことがあって、もしかしたらi am robot ..」と伝えたら、その通りです。「すごいですね、よく知ってますね」という会話。
自然とその方は
「昔不眠症だったんですよね」と私に打ち明けていた。
「実は私もそうなんですよ、昼夜逆転で」なんて会話をしていた。
「きっと何か辛い事や悩み事があったのかもしれないですね」と伝えていた。

そして置かれていたベースを見るとフェンダームスタングだった。

私もバンドをしていて、ベースはムスタングベースを使ってるんですよと伝えていた。

髪を切ってもらう
音楽も細野さんに変えてもらう。
終いには「たまが好きなんですよ」とのこと。
彼の好きな音楽は
今までのライフストーリーで親和性の高いミュージシャンばかりだった。

i am robot and proudは高校生の頃ワルシャワというレコード屋に行きライブを見ていた
細野さんの歌は前の家でよく流していた
たまは前の家があった近所のバーに見に行っていた。

前の家の時の日常がふわーっと想起された。

とにかく気分を変えたかった私は
髪を染めようかとても迷っていたのだが

「勿体無いよ」の一言で全てを預けた。

信頼と安心だった。
その後も楽しそうに私の髪の毛を切る美容師さん。

夜まで気まぐれに営業してるその美容室は
異空間だった。

そして、髪の毛もふわふわのさらさらにしてもらった。


翌日はカウンセリング主に仕事のことを話す。

試験の案内が来た事、
何故かもやもやとし答えを出せないでいることを伝える。

その話の中で
お金がたくさん欲しい、名誉が欲しい、私はそういうことよりも、心が通じたと思えること、理解できたと思えることの方に価値観を置くようだった。

私はあんまり変わってなくてと伝えると
「そんな事はないよ、変化しているよ、必死さがなくなって来たね。」と言ってくれた。

また、「足場みたいなものができて来たんじゃない?」と

足場…


私には足場がなかった。

どんなに物事をこなし、仕事をしていても積み重ねていける感覚がなかった。
初期の頃の私の主訴だった。

そして私は続ける
「今までは何でも手を挙げていました。はい、私がやります、これもやりますあれも…と」

でも、どんなに頑張っても何も残らなかった。
残ったのは失敗、上手くいかない感じ、負の感情だけだった。

「それがあなたの今までの人生だったからね」と教えてもらう。

けど今は違うねとカウンセラーさんは続けた

「思い込みや解釈を持たないで聞けている。理解している。今のあなたは本当に聞けてよかったと思えているんじゃない?」と。

そうかもしれない、そうだったらいいなと私は思った。

そして、私の纏まりのない話をたくさん聞いて繋げてくれたからだと思った。

こんなに安心していられる、まだ緊張はするけれど色々な私を許容したり時には怒ってくれたり支えてくれたり、教えてくれたり、、もう1年半も向き合ってくれたからだと思う。

本当に心地が良い。

私には向き合ってくれる親がいなかったのだ。

その欠損は補えない…

けれど、つながっていく事は
できるのではないだろうか。

今までは引っ張られていた。

外部要因に引っ張られ自分の存在をアピールして
全てに手を上げて上手くいかない感覚しかなくて、

「今やっと上手くいってる感じがしてて、心地よいね」と、カウンセラーさんは続けた。

その時
「安堵の気持ち、嬉しさ、安心、喜び、癒し」

という感情が湧いて出て来た。

それは、私という人間の感覚がつながった瞬間だった。


①私という人間が繋がりまとまる事
②その私と周りの環境や関係性と繋がれる事

この二つが揃うと私は居心地が良いのだ

とても良い50分間だった。



異空間と異邦人

どこか似ているね