ファンタジーと現実の間

目に見えないこころのこと こころと向き合うゆとり世代の生活

レジリエンス

回復する方法が解る。

レジリエンスに関してたくさんの本が本棚に並べられているが、1番よく知ってるのはその人、その人自身だと思っている。

私の父は、たくさんの遺体もたくさんの危機的状況も嫌だと思いながらも見て来たと思う。


忘れさせる為には素面ではいられない。


だから、あの手この手で依存するのだった。

ただ父は人には依存しなかった。

それは、彼のプライドというか大事にしていたものだったんだと思う。

正直いうと彼は私と似ている。

彼が私と似ているのか
彼の元に生まれたから私は似てしまったのかはよくわからないが。

そして、彼の危機的状況の時にも私は彼のそばであらゆる話をいつも聞く。

そして、お父さんいまはちゃんと働いているねと肯定的なフィードバックを必ず入れる。

そんなひと時を時間でいうとたった4時間くらいだと思うけれど一緒に暮らさなくなった後、実家に寄る度に私は父に対してカウンセリング技術を用いながら自然と関わっていた。

今まであれだけパチンコに依存してたのに、もともと好きな楽しみ「植物」「人」に囲まれていく道を選んでいた。

だから、実家に帰ると玄関先にはたくさんの観葉植物、レモンの木、シークワーサーの木などが、勢いよく育っている。


彼は「もともと好きだったものに囲まれ、幸せそうな笑顔をしている。」

本来の父の姿だった。

いつも、怖い顔をしていた父に笑顔が戻った。

私は娘という役割だけでなく、彼の心理的援助を全うできた。

それは、彼が彼の母、私の祖母がしてくれなかった彼の話を聞くことを私が彼にする事ができ、彼は心理発達を遂げたと見ていいのかも知れない。

祖母は家事は出来るが人の話を聞けない人だった。
「私を見て」という幼稚な感情を持つ人だったのだ。

時間でいうと7年ほどかかったんだけれど、
7年で人は変われるのだと知ったのは実体験で理解できたのは本当に良かった。

私はそばで彼を支え続けた。

そして、父は諦めたくない生活があったこと。
働き続けることや、生活をしていくことができるようになった。


カウンセラーさんからも、心をまとめていく作業には
長い期間かかるよと言われていた。

今度は私の治療の番だという意味を私は理解した。